簡単にキッチンや収納を動かせるマンションとは?

間取りフリーの工夫

 

可動間仕切収納の設置時には、収納下部のキャスターをロックし、上部は天井に密着させ、突っ張るので、しっかりと固定されます。しかしロック解除で、簡単に移動させることができるのです。

 

収納の形態、厚みにバリエーションを持たせているので、いろいろ組み合わせることもできます。

 

間取りフリーにするために、他にも空間をレイアウトできる工夫がされています。その前提となるのが、天井や床がフラットであることと、レイアウトできる空間が広いことです。柱や梁など出っ張りがあると、レイアウトの妨げになるのです。

 

また、浴室、洗面室、トイレのサニタリーゾーンが1カ所に集約させてあり、レイアウトできる空間は専有面積の約80%もあるのです。

 

照明の変化にも対応できます。間取りが変わると照明の位置も変わってきますが、天井のダウンライト、シーリングライトは、それぞれ、もしくはグルーピングして、オンオフを選べる仕様になっています。主要スイッチもひとつにまとまっているので、スイッチの位置に影響されずレイアウトを考えられるのです。

 

そもそもキッチンが動かせるから間取りの自由度も増えているのです。キッチンは動かせるうえに、シンク部分とコンロ部分が分かれるセパレートタイプです。こうしたキッチンの配置と可動間仕切収納の組み合わせで、間取りのバリエーションがかなり広がっています。

 

耐震性については、長い実績のある可動間仕切り収納を使っています。